【アンデッドアンラック】59話「鉄山靠」の感想・考察まとめ【アンデラ】

4/12(月)発売の週刊少年ジャンプ2021年19号（4月26日号）に掲載されている『アンデッドアンラック』の59話「鉄山靠」の感想・考察をまとめています。
アンデラ59話の内容のネタバレやあらすじなども掲載しているので、是非ご覧ください。

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58話の内容のおさらい

• 過去のシェンは武道大会に参加するも無名流派のロウに敗北
• ロウの師匠に誘われ弟子となる
• シェンには過去に闘いそびれた人が沢山いる様子
• サマーがまとわりついた棍が地面に突き刺さる
• サマーの分体キューブを取り込み成長する
• ファンの指示に従いサマーはビルに向かう
• 古代遺物アーティファクト「死亡遊戯」を発動するファン
• シェンの攻撃を受けた達人の中にはロンの姿が
• シェンとファンの対決が始まる

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アンデラの掲載順まとめ

59話のあらすじ・ネタバレ

師匠の元で修行をするシェン

武道大会でロウに敗北したシェンは、以下の条件を満たせるなら教わってやる・・・・・・とロウの師匠の弟子になった様子。

1. 妹を学校へ通わせる
2. 屋根のある寝床
3. 三食飯付

メイの学費は武道大会で優勝したロウの賞金から払っており、ロウに感謝するシェン。
シェンの出した条件を飲んだ師匠は、今度は自身の条件を満たしてもらうことをシェンに望みます。
「”アンタを超える“だろ。無問題モーマンタイさ!!」「俺は天下無双になるんだから!!」「貸し返すまで死ぬんじゃねーぞ。ファン」と答えるシェン。

ファンと呼ばれた師匠は笑みを見せ、「あぁ…それまで老いずに待つとしよう」と返答します。

シェンは不真実アントゥルースを使用しつつ戦う

場面は前話の続きに戻り、得物が宙に舞う一方で近接戦を行うシェン・ファンの二人。
シェンは不真実アントゥルースを使用し、視た瞬間の対象の真実こうどうを否定し、ファンのとる行動を逆にしつつ戦います。

ファンと戦いながら「ボクの知ってる人によく似た拳だね」「ボクずっとそいつを探してるんだ」とシェンは話しかけるも、ファンの若い姿からその本人ではないと判断します。

「捌廻山靠」を放つファン

上段蹴りを放とうとしたファンに対し、不真実アントゥルースを放つシェン。
ファンは右足での上段蹴りを反転されることになり、シェンが驚くほどの震脚を左足で放ち姿を消します。

ムイの言葉通りに上を向いたシェンの目前には、古代遺物「死亡遊戯」で召喚した死体を盾にしたファンの姿が。
「そういう戦法ところまでそっくりだよ」というシェンに対し、「この姿と声じゃあ無理もないか」と笑みを見せるファン。

シェンが死体に攻撃を加えている一方でファンは自らの身体を回転させると、「捌廻山靠」でシェンに攻撃をします。

シェン・メイの過去が明らかに

場面は再度シェンの過去へ。
メイがケガをしていることに気付き怒りを見せるシェン。
学校の友達がいじめられていたために、シェンのように助けようとしたものの、相手が男の子ということもあり勝てなかったとメイは涙を流します。

メイから事情を聞いたシェンは、師匠の必殺技の基本形である鉄山靠をメイに教えることに。
自分がメイと一緒に学校へ行けないため、「だからこの技覚えて兄ちゃんがついてる!!って思ってくれ」「そしたらもう怖くないだろ？」と言うシェン。

シェンに鉄山靠を教わったメイは、シェンが「うそだろ…」と零すほどの威力の鉄山靠を放つことができるように。
それを知った師匠は、制止するロウを殺して古代遺物「死亡遊戯」に吸収し、「龍は2匹だったか」と兄妹であるシェン・メイの二人を殺し合わせることを目論見ます。

師匠の正体がファンと判明

場面は戻り、ファンの放つ「捌廻山靠」を食らってしまったシェン。
そのシェンに対し、若返った素顔を見せて「さあ、育てた恩を返してもらおう」「俺を超えたか？愛弟子シェンよ」とファンは問いかけます。
「捌廻山靠」を受け口から血を吐きながらも「ファン!!」と叫ぶシェン。

59話の内容まとめ

• メイを学校に通わせる代わりに、シェンはロウの師匠の弟子となることに
• 師匠を超えることを誓うシェン
• 師匠の名は「ファン」であることが判明
• 不真実アントゥルースを使用しつつ戦うシェン
• 拳が知り合いに似ているものの、知り合いに比べると若い姿・声のファン
• ファンは死体を盾にして攻撃をしかける
• 「捌廻山靠」を放つファン
• シェンの過去に戻り、シェンはメイに鉄山靠を教えることに
• シェンが冷や汗を流すほどの威力の鉄山靠を成功させるメイ
• ファンはシェン・メイに殺し合いをさせる？
• ロウはファンに殺されて「死亡遊戯」に吸収される
• 若返った姿を見せるファン
• 師匠＝ファンが確定することに

59話の感想・考察まとめ

ファンの否定能力の考察

「不老アンフェイディング」の否定能力者？

59話で「それまで老いずに待つとしよう」という言葉を発していたことが明らかとなったファン。
シェンのような才能を持つ人物と戦うことを望んでいたものの、「不老アンフェイディング」の否定能力に目覚めて老いた状態で固定されてしまったのではないでしょうか？

不老（UNFADING）に目覚めた後の時系列予想は以下の通り。

シェンの名前が「真実」の「真」の中国語読みに由来していることを考慮すると、ファンは「若返り」という意味の中国語「返老還童」の「返」の中国語読みが由来なのではないでしょうか？

「不機能アンファンクション」の可能性も？

安野雲がリップの体を元に戻すために使った時間操作の古代遺物アーティファクトは、操作した時間の10倍老いてしまうのが特徴。
しかし、ファンはリップを子供の姿にするまで古代遺物アーティファクトを使用したにも関わらず生存しているどころか若返っているため、何らかの否定能力が作用していると思われます。
タチアナのニコ特性のブラックメタル装甲にヒビを入れていること、ファンという名前から「Unfunction」（＝機能しないという意）の否定者かもしれません。

シェンの能力・戦い方とは？

「捌廻山靠」について

ファンの放った「捌廻山靠」は、2巻16話でシェンがヴィクトル相手に放ったものと同じ技。
「ドン」という擬音が8回描かれていることからも、相手に8回分の鉄山靠をを食らわせる技と思われます。

メイは殺し合いをした末に死亡？

九能明がGライナーで見た過去では、崖から落ちる人に向かって手を伸ばしていると思われるシェンの姿が存在します。
また、シェンの後ろにはファンと似たような格好をしている人物の足が描かれています。
ファンの目論見通りにシェン・メイが戦うこととなり、メイが崖から落ちかけた際にシェンが救おうとするも、「不真実アントゥルース」の否定能力に目覚めてしまい、メイが手を離してしまったのかもしれません。

シェンVSファンの展開予想

シェンは苦戦が避けられない？

ファンがかつての師匠と判明したため、メイと殺し合いをさせられたことを考えると、シェンはファンに対して好意を持てなくなると思われます。不真実アントゥルースを使えなくなり、ファンとは身体能力のみで戦うことになりそうです。
また、ファンは「古代遺物アーティファクト集め」を目的にアンダーに所属しているため、ファンが複数の古代遺物アーティファクトを使う場合、シェンは苦戦することが避けられないでしょう。

ムイがシェンのピンチを救う？

シェンがピンチに陥った際には、ムイが戦いに介入することが考えられます。目の前で妹のメイが落ちていったように、今度はムイがシェンの目の前で死亡するといった展開が起こるかもしれません。

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