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【呪術廻戦】145話「裏」の感想・考察まとめ|偽夏油の正体と五条解放の鍵とは?【ネタバレ注意】

4/12(月)発売の週刊少年ジャンプ2021年19号(4月26日号)に掲載されている『呪術廻戦』の145話「裏」の感想・考察をまとめていきます。
呪術廻戦145話のネタバレやあらすじなども掲載しているので、是非ご覧ください。

呪術廻戦145話アイキャッチ

引用元:週刊少年ジャンプ2021年19号

目次

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呪術廻戦144話のおさらい

  • 津美紀が死滅回游に巻き込まれ、虎杖に助けを求める伏黒
  • 虎杖は「もし次宿儺と代わったら殺してくれ」と乙骨に頼む
  • 九十九の案に従い、事態を収拾するために天元との接触を目指す
  • 伏黒の反応から釘崎の現状を察する虎杖
  • 高専に帰還した虎杖たちの前には九十九・真希の二人が
  • 真希の顔には火傷の跡が残っていた
  • 扉から薨星宮の途中には"忌庫"が存在する
  • 脹相が忌庫にある弟達の気配を探り、一行は薨星宮を目指すことに
  • 忌庫の前で「後で迎えにくる。もう少し待っててくれ」と言う脹相
  • 昇降機で降りた先の地面には血痕が広がっていた
  • 本殿に着くも天元に拒絶されてしまうことに
  • 津美紀には時間がないと戻ろうとする一行
  • 天元が姿を現す

呪術廻戦の掲載順まとめ

順位 話数 タイトル 年・号
4位 136話 渋谷事変53 2021年8号
7位 137話 堅白 2021年9号
2位 138話 禪院家 2021年11号
3位 139話 狩人 2021年12号
4位 140話 執行 2021年13号
2位 141話 うしろのしょうめん 2021年14号
2位 142話 お兄ちゃんの背中 2021年15号
2位 143話 もう一度 2021年16号
3位 144話 あの場所 2021年17号
2位 145話 2021年19号

 

145話のあらすじ・ネタバレ

偽夏油の正体が明らかに

呪術廻戦145話羂索

引用元:週刊少年ジャンプ2021年19号

姿を現した天元に驚きの表情を見せる虎杖たち。
「私には挨拶はなしかい?」と問う九十九に対し、「君は初対面じゃないだろう。九十九由基」と返答する天元。

また、薨星宮を閉じた理由について九十九に問われると、天元は「羂索けんじゃくに君が同調していることを警戒した」「私には人の心までは分からないのでね」と答えます。
羂索けんじゃく」とは、かつては加茂憲倫、現在は夏油傑の肉体に宿っている術師のこと。

天元の現状と求める条件

呪術廻戦145話乙骨の質問

引用元:週刊少年ジャンプ2021年19号

虎杖に容姿について問われた天元は、自身が不死であって不老ではないことを明かします。
また、11年前に星漿体との同化に失敗したことで、老化が加速して天元の個としての自我は消え、天地そのものが天元の自我となったとのこと。
天元の発言を聞き、「どうりで"声"が増えないわけだ」と言う九十九。

ここで伏黒・乙骨が話題を変え、羂索けんじゃくの目的と獄門疆の解き方を天元に尋ねます。
天元は「勿論…と言いたいところだが」と、乙骨憂太・九十九由基・呪胎九相図(=脹相)の3人の内2人にここに残り、自身の護衛をすることを質問に答える条件として提示します。

自ら不死であることを明かしたにもかかわらず、護衛を求めることに疑問を抱く乙骨たち。
九十九が「フェアじゃないなぁ。護衛の期間も理由も明かさないのか?」と言うと、天元は羂索けんじゃくについて語り始めます。

 

天元が語る羂索けんじゃくの目的とは?

呪術廻戦145話羂索の手段

引用元:週刊少年ジャンプ2021年19号

羂索けんじゃくの目的は「日本全土を対象とした人類への進化の強制」。
人類の進化手段として、羂索けんじゃくは「人類と天元の同化」を狙っていると話す天元。

天元との同化は本来は星漿体にしかできなかったはずですが、11年前に進化を始めた今の天元であれば、星漿体以外との同化もできなくもない・・・・・・・とのこと。

ここで「だが天元オマエは一人だろう。どうやって複数の人間と同化するんだ?」と問う脹相。
天元は「今君達の目の前にいつ私ですら私ではない。進化した私の魂は至る所に在る」「言っただろう。天地そのものが私の自我なんだ」と答えます。
天元と同化した人間は術師という壁すら超え、「そこにいてそこにいない」という新しい存在の形になるとのこと。

結界術を持っているため、進化後も形と理性を保てている天元
一方で、天元と同化して進化した人類が暴走すると、個としての境界がないため悪意が一瞬で伝播し、一億人分の穢れが世界に流れ出てしまうとのこと。
呪霊が跋扈する東京の状態が、世界で再現されてしまうようです。

天元が護衛を求めるのは何故?

呪術廻戦145話術式対象

引用元:週刊少年ジャンプ2021年19号

天元の発言を聞き、「何のためにそんなことすんだよ」と口にする虎杖。
天元は「さぁね」と人の心までは分からないと繰り返します。

一方、真希が「でもそれって天元様が同化を拒否すればいいだけじゃないっスか?」と質問をすると「そこが問題なんだ」と答える天元。
進化を果たした天元は、組成としては人間より呪霊に近く、呪霊操術の術式対象になってしまうとのこと。

天元の発言を聞き驚きの表情を見せる虎杖たち。
羂索けんじゃくの術師としての実力を考慮すると、接触した時点で取り込まれるかもしれない」と危惧する天元は、自身の本体は今薨星宮で全てを拒絶していると明かします。
羂索けんじゃくが天元に次ぐ結界術の使い手であり、薨星宮の封印がいつ解かれるかわからないため、護衛を頼んだと話す天元。

 

羂索けんじゃくが行動を起こした理由

呪術廻戦145話天元の因果

引用元:週刊少年ジャンプ2021年19号

天元の発言を聞き、少なくとも千年術師をやっている羂索けんじゃく何故今行動を起こしたのかを問う九十九。
天元は「天元」「星漿体」「六眼」が全て因果で繋がっていることを明かします。

羂索けんじゃくは過去に二度六眼の術師に敗れたため、六眼を抹殺ではなく封印へと方針を変え、獄門疆の捜索を始めたとのこと。
しかし、11年前に完全に・・・呪力から脱却した存在である禪院甚爾が介入
「呪縛の力で因果の外に出た人間が私達の運命を破壊してしまった」「そしてそこには呪霊操術を持つ少年」と天元は続けます。
意図せず獄門疆以外のピースが全て揃ってしまい、6年前に獄門疆も羂索の手に渡ってしまうことに。

明かされる死滅回游の目的

呪術廻戦145話死滅回游

引用元:週刊少年ジャンプ2021年19号

天元の発言を聞き、「死滅回游は何のために行われるんですか?」と尋ねる伏黒。
「同化前の慣らし・・・だよ」と天元は答え、「死滅回游は泳者プレイヤーの呪力と、結界コロニー結界コロニーで結んだ境界を使って、この国の人間を彼岸へ渡す儀式だ」と続けます。
羂索は、儀式である死滅回游を慣らしとすることで、天元との同化を始めるつもりのようです。

一方で、天元は「死滅回游を成立させるために羂索自身も"縛り"を負っているハズ」と言及します。
その一つとして、死滅回游の管理者ゲームマスターは羂索ではないとのこと。
泳者プレイヤーが全員死ぬか、泳者プレイヤーが全員参加を拒否して死ぬか。それまで死滅回游は終わらない」と言う天元。
死滅回游の総則ルールにある"永続"は、あくまで儀式を中断させないための保険であるようです。

天元の発言を聞き、死滅回游の6番目のルール通りに「僕らも死滅回游に参加して、津美紀さんやゲームに消極的な人が回游を抜けるルールを追加するしかない」と言う乙骨。
また、五条の解放も並行して行うことに

 

五条解放に必要な条件とは?

呪術廻戦145話獄門疆裏

引用元:週刊少年ジャンプ2021年19号

五条を解放する方法について聞こうとする虎杖ですが、天元は「その前に誰が残るか決めてくれ」と話を護衛の件に戻します。
天元の護衛に関しては、脹相・九十九の二人が立候補することに
「悠仁には乙骨かこの女の協力が必要不可欠だろう」と言う脹相は、「奴の命を断つことが弟達の救済だからな」と続けます。
九十九はまだ天元と話し足りない様子。

護衛に残る人物が決まると、天元は五条の解放に必要な獄門疆「裏」を取り出します。
羂索に見つかる前、獄門疆は天元の結界の外にあったため、表の気配を抑えようと裏門にあたる獄門疆「裏」を封印したと明かす天元。
裏門の中にも五条は封印されており、裏門を抉じ開けるには「天逆鉾あまのさかほこ」「黒縄こくじょう」のどちらかが必要とのこと。
しかし、どちらも五条によって封印・破壊されてしまったようです。

「天使」を名乗る泳者プレイヤーが鍵に?

呪術廻戦145話来栖華

引用元:週刊少年ジャンプ2021年19号

海外に行っていた乙骨は、ミゲルと共にアフリカで「黒縄」の残りを探していたものの、無駄足に終わってしまったようです。

九十九に「手はあるんだろ?」と問われた天元は、「死滅回游に参加している泳者プレイヤーの中に、『天使』を名乗る千年前の術師がいる」と明かします。
死滅回游泳者プレイヤーの「来栖華」の術式は、あらゆる術式を消滅させるとのこと。

 

145話の内容まとめ

  • 九十九と天元は初対面ではない
  • 夏油傑の肉体に宿っている術師の正体は「羂索けんじゃく
  • 天元は九十九が羂索に同調していることを警戒して薨星宮を閉じた
  • 天元は11年前に星漿体との同化に失敗し、天地そのものが天元の自我となることに
  • 「羂索の目的と獄門疆の解き方」と尋ねる乙骨
  • 天元は乙骨憂太・九十九由基・脹相の3人の内2人に自身の護衛するよう、条件として提示する
  • 羂索の目的は「日本全土を対象とした人類への進化の強制
  • 人類の進化手段として「人類と天元の同化」を狙う羂索
  • 進化を果たした天元は呪霊操術の術式対象に
  • 護衛を頼んだのは天元に次ぐ結界術の使い手の羂索を警戒したため
  • 羂索が今行動を起こした理由を問う九十九
  • 羂索は六眼を封印するために獄門疆の捜索を始めた
  • 一方、11年前に禪院甚爾が介入したことで、天元達の運命が破壊されてしまうことに
  • 意図せず獄門疆以外のピースが全て揃い、6年前に獄門疆も羂索の手に渡ってしまう
  • 死滅回游の目的は「天元との同化を始める前の慣らし
  • 死滅回游の管理者は羂索ではない
  • 死滅回游に参加して回游を抜けるルールの追加を目論む乙骨たち
  • 脹相・九十九の二人が天元の護衛に就くことに
  • 五条の解放に必要な獄門疆「裏」を取り出す天元
  • 死滅回游に参加している泳者の中に『天使』を名乗る千年前の術師がいる
  • 裏門を抉じ開けるには「来栖華」の術式が有効

145話の感想・考察まとめ

天元の現状について

九十九の見通しは間違っていた?

呪術廻戦77話天元

引用元:『呪術廻戦』9巻77話

9巻77話にて、「あの時もう1人の星漿体がいたか、既に新しい星漿体が産まれたのか、どちらにせよ天元は安定しているよ」と夏油に話す九十九。
しかし、天元は11年前に星漿体の同化に失敗し、"進化"して人でなくなりより高次元の存在と成ってしまっていました。

進化した天元の"意志"とは?

呪術廻戦66話天元

引用元:『呪術廻戦』8巻66話

8巻66話では、「その段階の存在には"意志"というものがないらしい」「天元様が天元様でなくなってしまう」と夏油が言及しています。
しかし、145話で虎杖たちの前に現れた進化を果たした天元は意志を持っており、夏油の発言と矛盾しているように思われます。

また、「最悪の場合、天元様が人類の敵となる可能性もある」との発言から、すでに天元は人類の敵となっていることもありうるのではないでしょうか?

11年前の事件は羂索けんじゃくが仕組んだもの?

天元と星漿体の同化を阻止し、天元を進化させ、呪霊操術で取り込み操るといった一連の流れを考えると、羂索は11年前の事件自体を仕組んでいたと考えることができそうです。
完全に呪力から脱却した存在である禪院甚爾に星漿体暗殺を依頼した盤星教ですが、その盤星教自体にも羂索が絡んでいたのかもしれません。

 

星漿体護衛任務の正しい年月は?

呪術廻戦77話夏油が呪詛師に

引用元:『呪術廻戦』9巻77話

144,145話で星漿体の護衛任務について「11年前」と言及されていますが、作中は2018年11月であるため、11年前となると2007年の出来事となります
しかし、護衛任務当時は五条・夏油は高専二年(17歳)であり、1年後の2007年9月に夏油が呪詛師となったことを考慮すると、正しくは「12年前」の出来事と思われます。

渋谷事変時の羂索けんじゃくの行動について

うずまきで精製した呪力は術師に還元することができない。
羂索が渋谷事変時に天元の結界を利用し、「無為転変」で日本の人間を全員術師にしなかったのは、単純に呪力不足のため。
術式で一人一人進化を促すのはあまりに効率が悪いため、羂索は人類と天元の同化を狙っている。

羂索けんじゃくが人類に進化を促す目的は?

呪術廻戦136話アイキャッチ

引用元:週刊少年ジャンプ2021年8号

136話にて、人類のネクストステージについて「呪力の"最適化"」と話す羂索。
また、羂索は呪霊のいない世界・牧歌的な平和を望んでいるわけではなく、"人間"という"呪力"の形の可能性を追い求めているようです。
自身の手から離れた混沌(=日本全土の人類の進化の強制)を作り出すことで、人間の可能性を試そうとしているのではないでしょうか?

羂索けんじゃくが六眼の術師に敗北した流れ

1 天元が星漿体と同化をする
星漿体との同化は500年に一度行われるので、約1000年前の平安時代の出来事と思われる
2 羂索が六眼の術師に敗北する(一度目)
「天元」「星漿体」「六眼」は因果で繋がっているので、羂索が六眼の術師と戦ったのは天元が星漿体と同化する前後のタイミングの可能性が高い
3 羂索が星漿体・六眼を生後一月以内に殺す
前回の同化の500年後の出来事と思われるので、約500年前の出来事と思われる
4 同化当日に星漿体・六眼が現れる
5 羂索が六眼の術師に敗北する(二度目)
同化当日に現れた六眼の術師に敗北した可能性が高い
6 五条家・禪院家の当主が戦い両者死亡
江戸時代・慶長の約400年前の出来事
その後、約400年ぶりに六眼を携えた五条悟が誕生する

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