【願いのアストロ】新連載1話のネタバレ感想・考察まとめ｜世剣ヒバルが異能力を身につける

4/15(月)発売の週刊少年ジャンプ2024年20号（4月29日号）にて開始した、新連載『願いのアストロ』のネタバレをまとめています。
最新話の1話「世剣ヒバル」の内容・あらすじを始め、タイトルの意味・作品のストーリーなどを掲載しています。
また、異能力「アストロ」・登場キャラの考察、13人の兄弟による跡目争いの詳細もまとめているので、新連載『願いのアストロ』について知りたい方は、是非ご覧ください。

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和久井健先生・『願いのアストロ』の紹介

作者・和久井健先生について

『願いのアストロ』の作者・和久井健先生は、週刊少年マガジンにて『東京卍リベンジャーズ』を連載していた人気作家です。
東リべ自体は2022年11月に完結しているため、1年半後には週刊少年ジャンプにて、最新作『願いのアストロ』を連載することになります。

和久井健先生の過去作のおさらい

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新連載『願いのアストロ』の作品紹介

和久井先生の最新作『願いのアストロ』は、上記のように紹介されているのが特徴です。
また、1話の予告文では「世剣組の後継争い勃発！その時、ヒバルは…!?」と記されており、ヤクザ・極道をテーマにした作品と考えられます。
新宿スワン・東リべ同様、主人公たちはアウトローな立場にあり、加えて異能を身につけて戦うバトル物の要素も含まれているようです。

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春の新連載３連弾の一つとして開始

春の新連載の一つである『願いのアストロ』ですが、上記のように題されているのが特徴です。
作者の和久井先生自身は、元々マガジン系列で連載をしていたため、このような文言になっていると考えられます。

新連載３連弾の作品まとめ

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『願いのアストロ』1話のネタバレ・あらすじ

世剣組の後継者争いが勃発する

世剣組組長の一人息子「世剣ヒバル」が登場する場面から始まる『願いのアストロ』。
続いて登場した第12養子・世剣テラスが、ヒバルの地回りごっこに呆れた反応を示す中、二人は父親・世剣金剛の葬儀へと向かいます。
二人が斎場に到着すると、第11養子・世剣釦コウの姿があり、ヒバル・釦コウは一触即発の雰囲気となるも、テラスが介入してその場は収まることに。
世剣金剛の葬儀には、世剣組若頭・第1養子の世剣獅鷹シオウを始めとして養子が揃っており、世剣組の跡目争いは既に始まっていると示唆されます。

テラスを二代目組長と発表するヒバル

世剣組の跡目になりうるのは、最大派閥”鷹派”を持つ獅鷹シオウ・唯一の実子であるヒバルの二人。
兄弟では唯一獅鷹が名乗りを上げており、ヒバルが名乗りを上げるのかどうか、金剛の遺言における跡目の指名に注目が集まります。
しかし、ヒバルは世剣金剛の遺志に添うとして、二代目組長として世剣テラスを任命すると発表し、その場では反対の声が多数上がることに。
斎場が荒れている中、テラスに「”アレ”持ってるか？」と話し掛けたヒバルは、お互いにペンダントを見せ合うと「二つで一つ オレ達が未来を作るんだ」と口にしました。

世剣金剛の遺言の内容が明かされる

ヒバルの親父は「世剣金剛」であり、昭和の時代に”浅草の弾丸”と呼ばれ慕われた、関東屈指の暴力団「世剣組」の組長でした。
極道の道を極めるには、腕っぷしが大事と言いつつも、もっと大事なものは弱気を助け強きを挫く義侠心だとヒバルに教えた金剛。
話は令和へと戻り、危篤になった世剣金剛の病室へと訪れたヒバル・テラスの二人は、金剛からの遺言を受けることに。
ヒバルは世剣組の二代目組長として指名され、テラスは若頭としてヒバルを担ぎ、組を守る盾になるように言い渡されます。
また、金剛はヒバル・テラスの二人に対し、世剣家の家宝であるペンダントを渡すと、「組の未来を頼んだぞ」と言い遺しました。

テラスを指名した理由を語るヒバル

葬儀の後、テラスと共に銭湯に訪れたヒバルは、二代目にテラスを指名した理由を語ります。
極道をする上で、義侠心という信念を持ちたいと考えており、その信念があるからこそ極道になりたいと望むヒバル。
信念を曲げられず、自分が組長トップになれば組は割れると言うヒバルは、組をいい方向に導けるテラスを二代目に指名したと明かすことに。
そんな中、銭湯の外では流星群が空を流れ始め、二人は急いで外へと向かいます。

流れ星が隕石として落ちることに

大事なものを握り、流れ星に願いを懸ければその願いは叶うと世間では話題になっており、ヒバルはペンダントを握ると「最強の極道になれますように!!」と願います。
二人が願いを終えた後、目の前の空からは流れ星が隕石として落ち、周囲一帯を破壊する様子が描かれることに。
ヒバルに向かってビルが吹き飛んでくる中、ヒバルのことを突き飛ばし、身を呈して守るテラス。
一方、テラスに突き飛ばされたヒバルは、「力を与えます」「願いを叶える為の力 アストロ」と言われる光景を目にすることとなりました。

テラスとの会話を回想するヒバル

目を覚ました後、自分の身に起きた出来事を振り返ったヒバルは、テラスが自分を庇ってビルの下敷きになったと気付くことに。
そんな中、金剛の病室を出てテラスと共に帰った際、自分は組長には向いてないと口にしたことを回想するヒバル。
テラスから「夢だったんだろ？義父とうさんの跡を継ぐの」と指摘され、「二つで一つ！オレ達が未来を作るんだ」と言われたことを思い出します。
テラスとの会話の回想を終えたヒバルは、目の前のビルを動かせずに絶望を覚えるも、父親の顔を思い出す、「助けてくれよ 親父!!!」とペンダントを握り締めることに。

ヒバルが異能「アストロ」を身につける

ペンダントを握り締めた次の瞬間、若い頃の父親が背後に立つ幻想を感じるヒバル。
父親に腕を掴まれて「最強の拳をイメージしろ」と言われ、その場で目を閉じたヒバルは、かつての父親の言葉を想起します。
二の腕の雷管が発火し、前腕の火薬に引火して爆発するというイメージをしたヒバルは、「オレの拳は弾丸だ!!!」と言いつつ拳を撃ち抜きました。
ヒバルの拳はビルを吹き飛ばす結果となり、ビルの下の窪みにいて無事だったテラスは、腕が大きく変化しているヒバルの姿を目にすることに。

平和な時代が終わりを告げることに

自分の腕を目にして「なんだこれ!?」と驚きを見せるヒバルでしたが、テラスが無事だったことに安堵し、思わず涙を溢れさせることに。
状況を確認した後、隕石が落ちたことを思い出し、瓦礫の山を登って周囲を確認する二人。
ヒバル・テラスの視線の先には、これまでと激変した光景が広がっており、「その日世界は一変した」とのナレーションが記されます。
テラスが思わず「ウソ…っ」とへたり込む中、突然意識を失ってその場で倒れ込むヒバル。
次のページでは、ヒバルのように多くの人々が異能に目覚める様子が描かれる中、「平和な時代が終わりを告げる」との一文が記されることに。

タイトルの意味・今後の展開予想

『願いのアストロ』のタイトルの意味とは？

『願いのアストロ』の作中では、願いを叶える為の力として「アストロ」というワードが使用されており、多くの人々が異能に目覚めることに。
タイトルの『願いのアストロ』とは、作中で鍵を握る異能を指していると捉えられます。
作品としては、登場人物たちが「アストロ」を用いる異能バトル漫画になるのかもしれません。

英語版のタイトルは『Astro Royale』

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Astro Royale by Ken Wakui (Tokyo Revengers) joins the Shonen Jump lineup on Sunday!

What could possibly happen when the successor to a powerful yakuza family makes a wish upon a falling meteor?! https://t.co/15F0gmguxO pic.twitter.com/l5VDFlX9KC

— Shonen Jump (@shonenjump) April 11, 2024

『願いのアストロ』というタイトルは、英語版では『Astro Royale』となっているようです。
「アストロ」に関しては特に変化がないものの、「願い」の部分は訳されておらず、「ロワイヤル」がついているのが特徴と言えます。
この「ロワイヤル」とは、フランス語で「王の」「王室の」を意味する形容詞であり、世剣組よつるぎぐみを指していると考えられるでしょう。

跡目争いは異能によって行われる？

『願いのアストロ』では、流星群の影響で作中の世界が一変し、1話の最後には「平和な時代が 終わりを告げる」と記されることに。
アオリ文にも上記のように記されており、隕石によって崩壊した社会において、世剣組よつるぎぐみを初めとした裏稼業にスポットが当たるようです。
英語版のタイトルが『Astro Royale』であることからも、世剣組の跡目争いが異能によって行われる展開になるのではないでしょうか？

登場キャラの特徴・関係性まとめ

『願いのアストロ』の主要キャラ一覧

『願いのアストロ』では、公式PVに登場した上記の三人がメインキャラになると思われます。
ただし、ヒロインと思われる女の子は1話時点では登場していないため、2話以降で登場する展開になるでしょう。
ヒバルの持つ「アストロ」の詳細を始め、他の二人の能力も今後明かされるのかもしれません。

世剣組に関する登場キャラまとめ

世剣組よつるぎぐみに関連するキャラとしては、主に上記の面々が挙げられます。
世剣金剛の死後、世剣組では跡目争いが始まっており、第1養子・若頭の世剣獅鷹シオウが重要人物と言えるでしょう。

詳細が不明な世剣家のキャラ一覧

世剣組の跡目争いの状況について

世剣組よつるぎぐみの成り立ち・現状まとめ

世剣組とは、世剣金剛が組長を務めていた、関東屈指の暴力団となっています。
血縁よりも固い”金剛ダイヤの絆”と呼ばれる絆で結ばれた養子たちは、世剣組を支える礎になりました。
平成の時代、世剣組は養子たちの尽力の結果、表舞台に進出して警察にも睨まれない組織となり、浅草のインバウンドビジネスを仕切り、エネルギー開発など精力的に事業を拡大することに。

初代組長・世剣金剛について

世剣金剛とは、昭和の時代に”浅草の弾丸”と呼ばれ慕われた、世剣組の初代組長。
弱い者の味方として人に愛され、たとえ倒した敵の子だとしても、気に入れば孤児でも養子として迎え入れたとのこと。
作中では1話時点で既に死亡しており、唯一の実子であるヒバル・第12養子のテラスの二人に対し、遺言・家宝を残しました。

世剣組の後継者争いの状況とは？

初代組長・世剣金剛が死亡した結果、世剣組では跡目争いが始まることとなりました。
跡目になりうるのは、最大派閥”鷹派”を持つ獅鷹シオウ・唯一の実子であるヒバルの二人。
兄弟では唯一獅鷹シオウが名乗りを上げており、金剛がヒバルに残した生前最後の遺言における、跡目の指名が誰なのかが注目ポイントとなることに。

ヒバルが二代目としてテラスの名を挙げる

世剣金剛の葬儀にて、遺族を代表した喪主として挨拶を務めたヒバル。
生前最後の金剛の言葉は「跡目の指名」だったと言うと、ヒバルは世剣金剛の遺志に添い、二代目世剣組組長として世剣テラスを任命することに。
獅鷹・ヒバルではなく、金剛の第12子・世剣テラスの名が上がったことで、葬儀場は反対意見で荒れる結果となりました。

本来の世剣金剛の遺言内容について

世剣金剛の本来の遺言では、ヒバル・テラスに対してそれぞれ上記の内容を言い残していました。
二代目組長として指名されたのは、本当はテラスではなくヒバルであり、テラスは若頭としてヒバルを担ぐように頼まれることに。
二代目としてヒバルが指名された背景には、養子たちは大人になりすぎた・組の利権で頭がいっぱいという理由が存在するようです。

ヒバルが二代目を引き受けなかった理由は？

二代目組長に指名されたものの、極道をする上で義侠心という信念を持ちたいと考えており、その信念のために極道になりたいと口にしたヒバル。
世剣組はカタギになる代わりに、侠を捨てて冷たい組織になったと言うと、法を犯したいワケではないものの、信念を曲げられないと続けました。
ヒバルは、自分が組長トップになれば組は割れると考えており、そのために自分ではダメであり、代わりとしてテラスを指名したとのこと。

「アストロ」の意味・効果とは？

「アストロ」が持つ意味のおさらい

作品のタイトルに使われている「アストロ」とは、英語で上記のような意味を持つのが特徴。
1話での描写から察するに、『願いのアストロ』の作中では、「星・天体」に近い意味を持つと捉えられるでしょう。

アストロ＝願いを叶える為の力？

流星群が空を流れる中、そのまま隕石が地上に落ちることとなった1話。
気を失った際、ヒバルは上記のメッセージを耳にしていたため、「アストロ」は願いを叶える為の力を意味すると言えるでしょう。
『願いのアストロ』の作中では、流星群がきっかけとなり、人々が「アストロ」という名の異能を身につけていると考えられます。

アストロを身につける方法について

『願いのアストロ』の冒頭では、大事なものを握って流れ星に願掛けをすると願いが叶うと、巷で話題になっていると言及されていました。
実際にヒバル・テラスの二人は始め、作中の多くの人物たちは、大事なものを握って願掛けをする様子が描かれることに。
「アストロ」・異能を身につけるには、流れ星に願掛けをする必要があったのかもしれません。

星とのコネクターが存在する？

「アストロ」に目覚めた際、ヒバルは「君にはその銃弾ペンダントが 君と星とのコネクター」というセリフを耳にすることに。
実際にヒバルは、銃弾ペンダントを握り締めた際にビルを吹き飛ばすほどのパンチを見せました。
「アストロ」という異能を使用するには、コネクターを使用する必要があると言えそうです。

ヒバル・テラスのコネクターとは？

ヒバルのコネクターは銃弾のペンダントのため、テラスのコネクターも同様に、世剣金剛から受け取った鏡タテのペンダントだと思われます。
二人のペンダントは、矛・盾を意味しており、金剛が祖父から受け継いだ世剣家の家宝とのこと。
二人は流星群を見た際、これらを握って願いを懸けていたため、ペンダントがコネクターになったと考えられます。

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